光学ドライブは、とても繊細な精密機器です。そのため、移動時の振動や落下、小さな埃などが原因でトラブルが出やすいパーツの一つと言えるでしょう。また、パソコンによって種類もさまざまです。交換が必要な場合には、対応しているドライブかきちんと確認する必要があります。
DVDやCDが回っているのに認識されない場合や、読み込み中・書き込み中にエラーになる、再生中に停止してしまうなどの症状が出た場合は以下の内容をお試しいただくことで改善できる場合があります。
・レンズクリーナーなどで、ドライブのレンズを掃除する。
・ディスクを柔らかい布(メガネ拭きなど)で軽くふき取る。レンズやディスクの細かな汚れなどが原因の場合は、これらの作業で改善できることもあります。
・パソコンのOS機能でデバイスチェックというものがあるので、デバイスが正常に認識されているか確認する
上記の方法を試しても改善が見られない場合や、トレイが開かないなどの症状はドライブに物理的不具合が起きている可能性が高いです。
CDやDVDを読み込むか、ドライブをパソコンが認識しているかなど、ご申告いただいた症状の確認を行います。確認後、交換が必要と判断された場合には、分解しベゼルの形状やドライブの厚みを確認し、同条件の部品を探して交換いたします。
※ベゼル…光学ドライブのスロット部分に取り付けられる前面のパネルのこと
トレイが開かない・閉まらない症状は、ドライブの物理的故障のほかに、異物混入の可能性もありますので、パソコンからドライブを取り出し、さらにドライブを分解してドライブの中まで確認します。異物の混入が確認でき、取り除くことが可能であれば、異物を取り除きます。以前、クリップが挟まってしまいドライブが開かなくなってしまったお客様もいらっしゃいましたが、取り除くことで改善されました。
パソコン修理NAVIでは専門スタッフが、多方面から原因を探り、お客様のご要望とトラブルの原因にあった最善の方法で不具合を解消します。お気軽にご相談ください。