このような症状はWindowsソフトが壊れているときの代表的な症状になります。データとWindowsソフトはハードディスク中で別区画に保存されているため、Windowsソフトが動かないからといってデータまで壊れているとは限りません。
最初に、ハードディスクが物理的に破損していないか、専用の機械を使ってチェックします。物理的に壊れている場合は何度起動させても動かないため、この作業を最初に行います。ハードディスクに破損がない場合は、一度新しいハードディスクに破損していない部分のデータをコピーします。
この作業にはおおよそ3時間程かかります。コピーしたハードディスクをパソコンに接続して、同じようなエラーが出るのかチェックします。エラーコードが出れば、どのシステムが壊れているかを確認します。壊れていない部分のデータをコピーするため、パソコンに接続した際に、通常通り起動するケースと別のエラーコードが出るケースがあります。この時に通常通り起動できればデータ取り出しを行い、別のメディアへ移動させます。
診断でエラーコードが出ていた場合、その解読を行いシステムに問題がないことが分かれば、新しいハードディスクに、Windowsソフトをインストールします。この時に、リカバリーディスクを使用するか、Windowsソフトが入った起動ディスクでOSをインストールするか決めます。元々使用していたOSがWindows7の場合、リカバリーディスクがないと全てのパソコンのドライバーが入らない可能性が高いです。Windows8.Windows10の場合はネットから自動的にドライバーがインストールされます。
無事にWindowsソフトがインストールされたら、救出していたデータをWindowsソフトに移動させます。アプリケーションは移動できませんので、写真や動画などが動くかどうかを確認します。
エラーが出ずに動くようであれば完了です。診断時にWindowsソフトの損傷が激しくデータ区域まで及ぼしている状態だった場合は、通常の作業ではデータを救出できません。専用のアプリケーションを使用し、消えてしまったデータを復活させます。この作業はかなりの時間が掛かる作業となります。消えたデータを復活できたとしても、壊れている場合や希望していたデータではない時があるため最悪1ヵ月掛かる場合もあれば、希望していたデータを復活できないということもあります。Windowsソフトが壊れたら放置せず、早めの診断をお願いします。
Windowsソフトが起動しない場合は、何度も起動させてしまうとハードディスクが物理的に壊れてしまいデータまで損傷してしまう可能性が非常に高いです。診断中やスタートアップ修復をループしている状態でも早めの診断をお願いします。パソコン修理NAVIでは豊富な知識と経験をもとに、動作検証を行い、お客様へお返しいたします。
機種と故障の状態がわかりましたら簡易的なお見積りをお出しすることができますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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