MacのOSが起動しない場合の症状と修理方法

• ・リンゴマークから進まない
• ・OSが立ち上がったら直ぐに再起動する
• ・電源を入れると、画面に？マークが出る

このような症状はOSに不具合がある代表的な症状になります。OSが起動しない場合は、ハードウェアの故障とソフトウェアの故障の2つが考えられます。ハードウェアの故障ですとOSの入れ物であるハードディスクやSSD、ロジックボードが物理的に壊れている可能性が考えられます。ソフトウェアの場合は、物理的に壊れているわけではなくOSがソフト的に壊れてしまっている可能性が考えられます。

Macはインストールしているソフトによっては新しいOSにするとソフトが動かなくなることがあるため、やむを得ず古いMacを使用しているケースが多くあります。古い機種を使用されている場合はハードディスクの平均寿命である3～４年で、ハードディスクを交換することをおすすめします。経年劣化でハードディスクが故障してくると中のソフトウェアまで壊れてしまうため、早めに交換を検討しましょう。

OSが起動しないMacの場合、ハードウェア故障かソフトウェア故障か確認するために、あらかじめMacOSをインストールした別のハードディスクを用意し、外部接続でこのOSが起動できるのかを確認します。この状態でOSが起動できればハードディスク以外のMac本体には問題が無いことが分かります。

次に、OSが起動できないハードディスクをMac本体から取り出し、専門の機器で故障していないかを確認します。少しでも故障していた場合は取り換えを行います。エラーが出ているハードディスクに再度OSをインストールしても時間が経てば壊れてしまう可能性が高いからです。検査の結果、ハードディスクに問題が無ければ、OSを再インストールして動作確認を行い完了となります。

OSが起動しない時に何度も電源を入れてしまうと、ハードディスクの中にあるユーザーデータが破損する可能性があるため、起動できない場合はすぐに修理をお勧めいたします。