Macの電源が入らない場合の症状と修理方法

• ・電源ボタンを押しても反応がない。
• ・電源ボタンを押すとビープ音が鳴り立ち上がらない。
• ・AC電源ランプは点灯しているのに電源が入らない。

このような症状は、ハードウェアに不具合がある代表的な症状になります。ビープ音が鳴って電源が入らない場合は、メモリに汚れがついていないか、しっかり入っているかなどをチェックしてから電源ボタンを入れてみると立ち上がる場合があります。

パソコンが壊れているのかを確認するために、あらかじめHDDに入っているMacのOSで起動ができるのかを確認します。OSが起動できればパソコン本体に問題が無いことが分かります。

次に、OSが起動できないハードウェアを専門の機器に取り付け、故障していないかを確認します。少しでも故障していた場合は取り換えを行います。エラーが出ているハードウェアにOSを入れても時間が経てば壊れてしまうからです。全くハードウェアに問題が無いことがわかれば、あとはOSをインストールして完了となります。

ハードウェアに問題がある場合は、ハードディスク（SSD）を交換してOSをインストールします。壊れる前と同じOSを再インストールするため、バージョンアップや購入したOSだった場合は、必ず前のOSバージョンを教えてもらう必要があります。

間違えてOSをインストールしてしまうと、お客様が使用していたアプリが使えなくなります。タイムマシーンでバックアップがされている場合でも、どのOSを使用されていたのかが重要となります。Macの機種によっては、通常通りにインストールできない場合があります。その時には、コマンドで時間を設定してからOSを再度インストールしてあげると良いでしょう。